全校登校日

　今日、人権文化センターで人権啓発研修事業があり、本校は「親子で平和を考える日」と設定し、参加させてもらいました。生徒会本部の司会で、3年生の平和への誓い、セレモニーを行い、「島人の宝」を合唱しました。誓いの中で、「この日本も例外ではなく、少しずつおかしくなってきています。」と言う言葉がありました。私が小さい頃、学校の授業で、「平和主義（戦争の放棄）」「基本的人権の尊重」「国民主権」が日本国憲法の3本柱である。と習いました。確かにそう勉強しました。しかし、この憲法が何ら変わっていないにもかかわらず、「閣議決定」と言う名の下に、「集団的自衛権」がOKになるという解釈がなりたったり、、、。本当に、「少しずつおかしくなってきている。」ように思います。

　以前この国は、「国」を守るために、我々一人ひとりの大切な命を軽視し、基本的人権を無視し、死ぬことを「美」としていたように聞いています。国民主権ではありませんでした。日本国憲法の出来た経緯は別として、過去の戦争を反省し、二度とあのようなことの無いようにということで、「平和主義（戦争の放棄）」「基本的人権の尊重」「国民主権」という世界に誇る日本国憲法が出来たと思います。以前のような「国」ではなく、我々一人ひとりの命を大切にし、人権を守るために、「国」はあると信じたいです。