裁判所見学・傍聴に行ってきました!

 朝8時に信太山駅に集合し、大阪地方裁判所へ行ってきました。初めに、実際使われる法廷で、裁判所の広報の方から説明をしていただきました。その後、諸注意を聞き、自由に見学して下さいと言うことで、裁判長席や、弁護人席、被告人席などに座らせてもらいました。裁判員制度の導入の頃から、裁判の「視覚化」というのをよく聞いていましたが、ディスプレイやビデオカメラ等いろんな機材があるのにはびっくりしました。ビデオや仕切りを使うこともあるのは、被害者と加害者が法廷という限られた場所で、近いところにいることで証言しにくいことのないようにという配慮もあるそうです。

 そして、その後、1クラスを3つのグループに分けて実際の裁判を傍聴させてもらいました。私が入ったのは、40分ほどですが、その間証言台にいた人は座ったままずっと質問に答えていました。あんな緊張するような場面で、40分間もいるというのは大変だなあと思いました。また傍聴に入った生徒も、厳粛な雰囲気を感じ、一言も発することなく静かに聞いていました。普通法廷を出た後は、緊張が解けて、ワイワイガヤガヤと賑やかになるところが、さすがにその雰囲気を持ったまま、外でも静かに話をしていました。とてもいい経験が出来たと思います。

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 それと、今回初めて知ったのが、この裁判所は江戸時代、佐賀藩の蔵屋敷があったところだったみたいです。

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