研究授業(保健体育)
今日、1年生体育科で研究授業をしました。内容は、「男女共修でバレーボールを生活班を使った班活動をする。」でした。数学や国語の教室内で勉強する科目の班活動はイメージできるのですが、体育科でしかもバレーボールを班活動で行い、しかも話し合いの時間を取る。正直言って私はイメージが出来ず、府教センターの先生や、東大阪市からも先生が参加していただき、「どないなるんやろ?」と心配していました。
まずは、全体で準備体操。その後めあてを示し、バレーボールでパスの練習。1回目は、「こんなんおもんないわ。」などマイナス発言が出たり、パスがつながらなかったり。全然でした。その後班で話し合い、「どうすればパスがつながるかな?」を班で話し合い、2回目の練習。すると、1回目はパスが続かず、「こんなんおもんない。」と言っていた生徒が、班での話あいの後、2回目の方がパスがつながるし、失敗しても「ドンマイ」と声がかかったり、「やったぁー」という歓声まで聞こえて来るではありませんか。すごい!と感心しました。
まだまだ課題もありますが、中学生が男女共生で体育の授業が出来、しかも全員楽しんでいて、1回目より2回目の方が旨くなっていました。子どもたちが、「自ら気づき考え行動する。」「富中の生徒、やるやん!」と誇らしく思いました。
「どないしたら、パスが続くやろ?」 作戦会議 「それや!それや!」
ある班のホワイトボードです。 最後まとめて、情報を共有します