あさひ保育園生活発表会に行かせてもらいました

 つい先ほどまで、校区にある、あさひ保育園の「生活発表会」を見に行って来ました。というのは、この3月で閉園になるのです。本校は、保育実習や職場体験等で、この保育園を含む4つの幼稚園・保育園と交流を重ねてきましたが、このあさひ保育園の園児は今年7人。そして、この9人だけで、9:30~10:30の1時間ほど、合唱や、演技、ファッションショー等を行っていました。台詞や歌を覚えるだけでも大変だったと思いますが、とても元気に一生懸命演じる姿を見ていると、本当にかわいらしく、ほのぼのとする楽しい有意義なひとときを過ごさせてもらいました。あさひ保育園の園児のみなさん、先生方、本校の卒業生を含めていろいろとお世話になり、本当にありがとうございました。

 園児たちが歌ってくれていた歌で、こんな台詞がありました。

「見ててよ、ずっと見ててよ。(途中省略)、最後まで見ててよ。」という歌詞です。いつからでしょうかねえ。小学校高学年か、中学生になった頃からでしょうか、少しずつ親離れ、子離れをしていかないといけないでしょうが、私もそうだったように思います。大人が自分の都合で、忙しくなり、いきなり子供から目を離してしまうことがあるような気がします。「うっとい」「うるさい」と子どもは言っても、やはりどこかで、「自分を見ていてほしい」という気持ちがあると思います。つかず離れず、ほどよい距離感を保つことが大事でしょうが、それが難しいんでしょうね。初心に返らされたような気分になりました。 

 つい先日文科省が、小学校、中学校の統廃合を進める記事が新聞に載っていました。園児が少なくなり、本校へ入学する生徒も少なくなってくるご時世ですから、閉園になるのはやむを得ないのかもしれませんが、とても寂しい気がします。何とかならんもんでしょうか。

 さて、この子らが中学校に入学する頃は、私も退職して悠々自適でなく、ひもじい思いで、老後を暮らしているんでしょうねえ。

 

 園児のかわいらしい素敵な写真を載せたいのですが、肖像権の侵害等の関係で掲載できません。ご理解のほどよろしくお願いします。